洋書読書の記録(2019〜)

2018年の初めくらいから、洋書読書が加速したのだが、それは2019年も続きそうだ。

もう1ページのサイズが大きくなってしまったので、2018年までの記録とは切り離して2019年以降の記録を付ける。

単語数については基本的に1ページ300語で計算しているが、特に断りなく多めに計算する場合もある(明らかに単語がギッチリ詰まっている場合は)。

2018年の洋書読書の記録は以下のリンクにある。
https://blogger.tosh-jp.com/p/blog-page_10.html

追記:再読も完読したら語数のカウントに入れようと思う。単純にモチベーションを高めるために。


The Power of Different

端的に言うと「精神障害や発達障害は才能」と言う内容。NHKで発達障害についての啓蒙キャンペーンをやっているが、大雑把にそう言う話が書いてあると思って良い。NHKでやってる時点で情報としてはそんなに早くない、と言える。

この本は各章が同じようなパターンで書かれているので、読みたい症状についてだけ読むことが可能だ。それで、気になった章とConclusionだけ読んだので、今回は語数のカウントはしない。
(2019/11/3)

Cat Sense

猫の歴史、猫の習性、そして人間社会に適応した猫を作るにはどうすれば良いのか?と言う話。たぶん「野生動物保護団体などに嫌われている猫の狩りの習性をどうすれば良いのか?」と言う訴えのためにこの本は書かれていると思われる。でも、野生動物のために猫の野生性を奪うと言うのは何とも皮肉なことだと思う。
275ページ、96,250語(1ページ350語で計算した)
(2019/9/24)

The Happiness Trap

マインドフルネスをベースにした悩み解決法のワークをする本。仏教やスピリチュアル系の概念を使わないで「mindの向こう側の存在」を説明するなど、なかなか面白い本。瞑想や坐禅を8ヶ月ほどやってきた結果、この本の良さが理解できるが、以前の私がいきなりこれを読んでもちゃんと理解できなかったかもしれない。

英語的な難易度は今の私には大して難しくない。258ページ、77,400語。
(2019/9/2)

Factfulness

統計の情報から見て、世間の人たちの世界の見え方は正確さを欠いている、と言う話。また、具体的な数字を見るにしても見方を工夫しないと数字に踊らされてしまう、と言った話なども書いてあって、興味を引く内容。英語的にもそれほど難しくなく内容も面白いので、これは人に勧めたい。
259ページ、77,700語。

(2019/8/16)

The Courage of Hopelessness

この本は理解度が微妙で、正直なところ内容的には何も掴めていないのだが、たぶん「左翼の人の左翼批判」という事で良いと思う。このペンギン赤白背表紙シリーズは相変わらず難しい。読了時の語彙力が13,600語だったのだが、それでもちょっと語彙が足りないと思う。この赤白背表紙シリーズが楽しんで読めるレベルになりたいものだが、来年ごろにはそうなれているだろうか?
294ページ、102,900語(1ページ350語換算)。
(2019/8/3)

What the Dog Saw

Outliers(1万時間の法則の話)などで有名なGladwell氏のThe New Yoker掲載の記事集。20ページから35ページくらいで1記事が終わるので読みやすい。個人的には、大学リーグのスターが必ずしもNFLで活躍できない話や、エンロンやマッキンゼーのスター社員優遇システムが機能しなかった理由、といった記事が読んでいて面白かった。

英語的には最初の方で「あれ?今まで読んだGladwellさんの著書よりちょっと難しいかな?」と思ったが、読み進めていったらそうでもなかった。この記事集が読めるなら、The New Yokerの他の記事も読める、と言えるのだろうか?(確認していない)。
503ページ、150,900語。
(2019/7/20)

How to Change Your Mind別の版

60年代ごろから研究が途絶えていた幻覚剤(LSD、シロシビン、DMTなど)の最近の研究成果、どのように作用するのか、著者の幻覚剤体験、など。幻覚剤を使ったセラピーが鬱や依存症や不安障害に有効だったとして、「ベテラン瞑想者の脳の状態は幻覚剤使用時(幻覚剤経験後?)に似ている」という部分から推測するに、別に幻覚剤を使わなくても毎日少しずつ瞑想をすればいいのではないか?と思う。この半年弱の個人的経験から言ってもそう。

英語的には語彙がちょっと難しい。さらに、幻覚剤によるトリップ時の描写が読んでいて、難しくてつらいものがある。今の私のレベルだと全然読めてない感じ。「これくらいのレベルの本を読めるようになると、ものすごく楽しいのだろうなあ」と思う。いずれ再読する。

414ページ、124,200語。
(2019/6/28)

Melancholy of Haruhi Suzumiya

人気ラノベの英訳版。何かそれほど難しくなく、それでいて刺激的そうなものを読みたかった。今YouTubeの動画でよくある、未来人の予言とか、多次元宇宙とか、シミュレーション仮説とか、この本からパチってきたんじゃないかと思えるくらい、その要素が凝縮されている。(それらとハルヒと、どっちが先かは知らない)

英語的にはそれほど難しくなく、SVLレベル11の単語があったりしたものの、読んでいて語彙が難しくて挫折する様な事はなかった。と言うか、すでにラノベとアニメでストーリーを知っているので、ストーリーを見失う事は全くなく、登場人物のキョンが英語で例のモノローグをしている感じで読んだ。kindle版、50,500語。
(2019/6/16)

ブログ記事としてまとめた。
https://blogger.tosh-jp.com/2019/06/the-melancholy-of-haruhi-suzumiya.html

Pinball, 1973

英文筆写トレーニングで使っていた本だが、ちゃんと書き写しながら読んでいるので、ここに加える。ピンボールマシンとの対話のシーンは、なぜかガンダムでよくあるニュータイプ同士の会話(戦いながらイメージの世界で対話しているやつ)を想像してしまった。
162ページ、48,600語。
(2019/6/5)

21 Lessons for the 21st Century

Sapiens、Homo Deusに続く3冊目。この本も再読。「宗教やイデオロギーは人類の統合のために物語を作ってきたが、真理とは?の答えは物語にはない。それより瞑想は素晴らしかった。」みたいな話と受け取っている。(正しく読み取れているかは微妙)著者のHarari氏は(Homo Deusを読んできて気づいたが)やはりヴィパッサナー瞑想の経験者だった。
この本は英語的に難解ということはないのだが、「なんとか置いて行かれずに読み終えた…」という感じ。ただ、ちょっと難し目な話題の一連の洋書を読むことができて、多少は英語リーディングに自信が持てた。
318ページ、95,400語。
(2019/5/31)

QAnon

知っている人は知っているQAnonの本。個人的に面白かったのが、最初のトランプ大統領とQの紐付けの過程。後半はYouTubeの日本語のQ関連の話題を知っていれば大雑把に「ああアレの話か」となると思う。英語的にはそれほど難しくないと思われるが、全体の1/4はアメリカ政治に対する知識がないと理解が難しいと思われる。私はわからなかった。
258ページ、77,400語。とりあえず1ページ300語で計算した。
(2019/5/26)

Homo Deus

この本は再読。宗教、ヒューマニズム、そして技術革新によりそれに続く未来の思想はどうなるのか?と言う話。ある意味このブログの記録もデータイズムの実践と言うことになるのか?また、多くの人がネットで「アウトプットしようよ!」と言っているのも、データイズムに基づいているのだろう。英語的には初見時よりもかなりスラスラ読める様になった。
(2019/5/13)

(※)この本で多読600万語を達成した。

Pax Japonica

ハードカバー版がまだ在庫にあったので購入。「日本がリードする平和。」日本がイノベーションを拒絶(と言うか許容しないと言うか)する理由、日本の平和外交のわけなど、表向きには出てこない話(こう言う話題を他のメディアで視聴しないのでなんとも言えないが)が書かれていて、2018年から2020年くらいまでに日本と世界の情勢がガラッと変わっていくぞ、と言う話。4月30日、5月1日はどうなるのだろうか?205ページ、61,500語。
(2019/4/28)

Sapiens

しばらく過去に読んだ本を再読してみようと思う。英語的な話をしてしまうと、「今まで「読める」と言っていたのは何だったんだ?」と言うくらい、初見と比べて理解度が上がった。日本語と同じくらいとは言えないが、Sapiensを本として普通に楽しめるレベルにはなった。しかし、感想は初見と同じで、この本の話の流れだと「結局人類って目先のことだけ考えて、どんどん不幸になっていくんじゃないの?」としか。466ページ、139,800語。
(2019/4/22)

たまたま眠れなかった時にブログ記事に簡単にまとめました。
https://blogger.tosh-jp.com/2019/05/sapiens.html

The Subtle Art of Not Giving a F*ck

意訳すれば「F*ckと言わないための微妙な技術」とでもいうのだろうか?これは著者の人生訓というよりは、紛れもない(そして厳しい)真理のように感じた。ただし、それを腹に落とせるほど私は人間ができていない。英語的にはオーディオブックを全然理解できないレベルから何周もしていたので、かなりスラスラとちゃんと理解できるレベルで読めた。210ページ、63,000語。
(2019/4/4)

Follow the Money

10ドル(と持ち主)を追ってアメリカを旅する話。これまで58冊の洋書を読んできたわけだが、この本はかなり面白い部類に入る。ペーパーバック版がアマゾンで安売りされているのだが、たぶん同じタイトルの映画とかが邪魔して検索で引っかからないからだと思う。ちょっとありきたりなタイトルで損していると思う。292ページ、87,600語。
(2019/3/29)

The Wisdom of Psychopaths

サイコパスと聖人の共通点、みたいな話。本の話とは関係ないが、Webで「刑務所の囚人にマインドフルネスを指導したら悪化した(もっと悪人になった)」と言う話があったが、たぶん善良な人がやるとプラスの効果があって、人格的に問題のある人がやるとマイナス方向に効果があるのだろう。240ページ、84,000語。
(2019/3/21)

You Are a Badass at Making Money

あなたはお金儲けについても素晴らしくなれる、と言う話。前作と同様、瞑想について言及しているが、ビジュアライゼーションをすることで何か副作用はないのだろうか?
267ページ、80,100語。
(2019/3/15)

You Are a Badass

「あなたは素晴らしい」と言う話。英語的にはそれほど難しくなかったが、早く読むと理解できなくなるのはこれまでと同じ。
244ページ、73,200語
(2019/3/10)

The Four

Amazon、Apple、Facebook、Googleがとんでもない企業に成長してしまった、と言う話。個人的にはもう手遅れだと思ったが、政治がなんとかしたりするのだろうか?
279ページ、83,700語。
(2019/3/6)

Creating a Learning Society

正直言って、全く理解していない。とにかく早く読むことを考えたら、内容理解が全くできなかった。次に読み始めたFourを同じ感じで読んでもちゃんとわかるので、そもそも知識不足だったのだと見ている。
306ページ、122,400語。(2019/2/28)



Shoe Dog

Nikeの創業者の回顧録。どこかで聞いた話だと、お気楽起業物語という話だったのだが、起業して起こり得る数々の問題に真面目に対応しているので、それほどお気楽な感じでもなかった。と言うか割とリアルな起業回顧録と言える。英語的には難しくなかったと思うが、完全に流しよみで読んでいたので、理解度は低かった。
383ページ、114,900語。(2019/2/20)

※この本で多読500万語を達成した。



The Power

女の子が謎の能力を手に入れて、既存の権力に挑戦する話。読み方が変わってきて、脳内で無音で読めるようになってきた。そのためこの本の終盤あたりから読む速度が突然早くなって、洋書では100wpmくらいだったのが150wpm以上出るようになった。ただ残念ながら小説なれしていないせいか、この本の理解度はかなり低かった。
339ページ、101,700語。(2019/02/13)



The Da Vinci Code

Originに続いてDan BrownのLangdonシリーズ。このくらいの英語の難易度だと普通に読める。ただし、もっとボキャビルした方がもっと楽しめるのは間違いない。物語としてはこのシリーズの基本的な流れみたいなのがちょっと見えてしまったが、そうだとしてもかなり面白いと言える。続きも読みたい。
597ページ、179,100語。(2019/2/6)



Neuromancer

ウイリアムギブソンのサイバーパンクの古典。正直英語の難易度が高くて理解度がかなり低かった。仕方ないので、脳内音読で無理やり読んだが、内容的な話は全くできない。高校時代に和訳を読んでいるのだが、それも忘れている。
297ページ、89,100語。(2019/1/24)



The Culture Map

ビジネス環境に置ける各国文化の違いについて。個人的に驚いたのは、アメリカ人は否定的なことを言う時に直接的には言わない、と言うこと。西洋人というのは一様に言いたいことをズバズバ言う、と言う考え方が日本人にはあるが、そうでもない、と言うこと。また、日本人はやっぱり西洋と比べて変な偏り方をしているのだなと。誰が良い悪いの問題ではないが。
253ページ、75,900語。(2019/1/15)



Willpower Doesn't Work

これまで読んできた自己啓発系の中でもかなりやる気が出てくる内容。この本が言いたいのは、「あなたはあなたの環境でできている」と言う話で、成功に向かうための環境づくりなどが書かれている。この本は自己啓発系に興味がなくても読んでおいても良いかもしれない。英語の難易度は高くないので、ある程度英語力があればサクッと読めると思う。
225ページ、65,250語(この本は1ページ290語で計算した)。
(2019/1/7)



The New Digital Age

革命、紛争、再建などのシチュエーションで、いかにデジタル技術が使われるか、と言う話。2013年出版の本なので情報が古いとは思うが、内容的には非常に面白く刺激的だった。たぶん私が普段見る日本語メディアが遅れてるのだろう。
281ページ、106,780語。(2019/1/1)



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