2021年10月31日日曜日

ランニングシューズはアディゼロに落ち着きそうな

最近、アディゼロの案件動画がちらほら見られるのだが、そのちょっと前くらいの予備的なステルスに乗ってしまった感はある。
が、実際履いてみた感じ、アディダスのアディゼロシリーズが自分にかなり合っていると言う感想。

前々回に1年間ランニングに取り組んだ話を書いた。
そして、冬場は地下足袋を履いたり、春夏はサンダルを履いたりしたが、流石に寒くなってくるとサンダルは色々と不審者なので、足元をどうしようか検討していた。で、YouTube動画やWebのレビューを見まくって、なんとなく「アディゼロベコジ2がサンダルランナーにも良さそう」と思い購入してみたのが、アディゼロ行脚の始まりだった。

アディゼロベコジ2だが、正確にはワイド版を買った。ワイド版は幅が2Eで、たぶん通常版(E)だとちょっとキツかったかもしれない。ちょっとよくわからないサイズ感かもしれないが、ワイド版は「地下足袋の足型を借りてきてランニングシューズに使っているかのように自分の足にピッタリ」と言う状態だった。足の人差し指と中指の部分に適度な空間があって、足指を痛めにくくするようにデザインされているように思えた。足の人差し指が長い私にはありがたい。

走ってみると、まさにルナサンダルモノで走っているのに近い感覚を得られたように感じた。
要するに、ランニングシューズのソールがモニュモニュしすぎると気持ち悪いし、足を壊しそうな気がしていたのだが、ベコジではそれがなかった。むしろクッションはほぼないと思っていいと思う。ただ、このシューズのターゲットユーザはハイエンド寄りなのか、走っていて自然とハイペースになってしまう。もうちょっと緩い感じで走れた方がいいと思ったので、アディゼロジャパン6を購入してみた。これについてはとりあえず後で書く。

しばらくはジャパン6を使う事が多かった。だが、購入のきっかけになったランニングぺーすけというチャンネルの「ベコジ2を使った走り方」「黒人選手っぽい走り方のコツ」の動画を見直して何かが理解できたので、とにかくベコジ2で走ってみた。すると、一瞬足をためるリズムがわかったり、フォアフット走行での着地時の足首の反射作用などが掴めた。購入直後はやたらと足が高速回転するが空回りな感じだった。それと比べると、だいぶメリハリのある走りができるようになった気がする。それ以来ベコジ2は少なくとも週に1回は履くようになった。

ジャパン6に話を移す。こちらもソールがほどほどの硬さで気に入った。ネットを調べてみると、ナイキあたりと比べると全体にソールが硬めの設計のようで、アディゼロの方が好みの人も多いのではないかと思う。なお、ナイキの靴については履いたことがないか、記憶にない。

ジャパン6についても最初はよくわからなかった。走りながら色々試行錯誤したところ、少しずつトップスピードが上がっていった。ぺーすけ氏の話だと、「多くの走法に対応できる間口の広いシューズ」とのことだったが、確かにそのようだ。そして、フォアフットからミッドフットに切り替えたり、脚の使い方を変えて疲れにくくするテクニック的なものも、なんとなくできる、ようになってきた。ジャパン6についてはかなり満足度の高いシューズだった。

ジャパン6は普段のジョグや週末の距離走など、走るならほぼジャパン6というほど愛用するようになった。マラソンを想定しているシューズだから当たり前だが、3時間走(休み休み走って、動いている時間が3時間になるように走った)のような使い方でもこなせた。たぶん自分にとって最高にいいシューズを得られたと思っている。

ただ、私個人としては、アディゼロジャパンの価格帯は微妙に高値なので、ジャパンの温存目的で「練習用」にカテゴライズされるアディゼロRCか、それの若干緩めバージョンと思われるSLあたりを導入しようと思っていて、とりあえずRC3をアマゾンで注文してみた。アディダスオンラインストアでのレビューでは、ジャパンの方が推進力が高く、RC3は練習シューズ止まりという印象を受けた。これについては日常の路上での運動で無用にすっ飛ばしても危ないだけなので、むしろ自分には都合が良いと思った。実際に履いて走ってみないとどうなるかはわからないが、あまり距離を稼がない日常のジョグ(現状では1回が長くても10kほどで、2部練で1日合計15kほど走る)をRCかSLでこなして、距離走やマラソン大会などでジャパン6にしてみようかと思っている。

(RC3については黙っておいた方がいい気がしたが、とりあえずレビューする気がある、ということで)

2021年10月28日木曜日

立腰体操を強く推奨したい

前回の投稿で、1年ほどランニングに取り組んでいる事を書いた。

その過程で、身体的な課題に直面した。股関節が異常に固いとか、踵がすぐ痛くなるとか、足首に力が入っているとか、右肩が意外と自由に動かせないとか。そういう流れの中で、立禅に取り組んだり、真向法や立腰体操を取り入れたりしたことで改善したことが多い。

今回はとりあえず立腰体操(リツヨウではなくタテゴシと読む)について書く。
なお、この記事はいわゆる「案件」の類ではない。

端的に言って立腰体操は「整体師の腰の王子ゆうちゃんが考案した体操」で、その特徴は「一見引くレベルでアホっぽいけど、効果が異常に高い」事だ。

YouTubeで腰の王子と検索すると、セミナーの様子や身体についての持論を語る動画が見られる。そして、無料動画セミナーに登録すれば3種類の立腰体操を学ぶことができる。斜に構えた見方をすると、これが有料コンテンツへの導線になっているわけで「ネットマーケがよくわかってる先生」という感じだが、YouTube動画と無料セミナーの動画の体操を実践しただけでもかなり効果があるのは確かだ。私は最初無料コンテンツの体操を6種類続けていて、次第に中年男性としては著しい身体的変化を経験した。

立腰体操は「体操と見せかけた整体の施術」と言うことができる。セミナーで教わる体操を日常に取り入れることで自然と姿勢や体の使い方が変わり、結果的に身体能力が向上している、という事が誰の体にも起きる。「一見アホっぽく見える掛け声(?)」も計算された上でのことのようだ。

さらに、マーケ手口に見事に乗って4つのうち3つの1Dayセミナーにネット参加したところ、「寝転びセミナーを受けてから普通に寝て起きて早朝ウォーキングしたら、必死に歩いて最高時速7キロだったのが突然最高時速8キロにスピードアップした」と言う不思議な現象に遭遇している。さらに「ウォーキングセミナーで習った体操をしていたら1、2週間くらいで自然と足裏の力点がわかって踵の痛みが治ってきた、というか歩いたり走ったりすると全く痛くなくなる」と言うことも起きている。

セミナーでの体操は意外と種類が多いので、自分で続けられそうなものを日常に取り入れていくことになるわけだが、それでもあまりに効果が高いのでその魅力に取り憑かれざるを得ないと言う状況。

また、身体的な気付きを得られるようになったことが自分の中で非常に大きく、「そうか動画で言っていた「体の使い方が違う」とはこう言うことかもしれない」と日常で思ったりしないでもない。

何かスポーツをしていて、実力が伸び悩み始めているなら立腰体操をこっそり取り入れると良いのではないかと思う。