英文を書き写していると精読に精読を重ねている感じになる。英語の学習効果は高い。で、その文章の言いたいことも脳内にフルコピーになる。つまりNHK実践ビジネス英語の写経をしていると書き手の思想に染まるし、The Economistの写経をしているとやはり染まってしまいそうになる。つまり、The Economistの写経でオープンエコノミーだったりグローバリズムとかに、なんとなく染まりそうな気がする。まだ3つめの記事に取り掛かったばかりだが、なんとなく自分に不安を感じる。英語を勉強したいだけなのに。
で、染まるならこういうのもいいかなあ、と思ったのが聖書だ。写経なのに聖書だ。私の家は禅宗で仏壇も神棚もあるのだが、キリスト教的思考法に興味があった。念のために書いておくと、同じくらいイスラム的思考法にも興味がある。で、英語訳の聖書をポチった。
英語の聖書にも色々なバージョンがあるが、English Standard Versionというのを選んだ。アマゾンレビューによると、難易度は上から2番目くらいらしい。1番がNew American Standard Bible、3番目がNew King Jorge Version。何を基準にしているかはわからない。今書き写している記事が終わったら、こちらに切り替えようと思っている。まあ、あまりに合わないようなら、すぐにThe EconomistなりNHK実践ビジネス英語に、あるいは村上春樹の英訳本に戻るが、やってみないことにはどんなものかわからないので。
一応書いておくが、The Economistも英語学習的にはかなり写経向きだと思うし、グローバリズムに不安を感じない向きには良いのではないだろうか。写経程度ならば無料で十分だし。もし10月のTOEICの成績が良ければ、それはThe Economistのおかげと言って良いだろう。