2016年8月31日水曜日

茂木センセイの話も最もだと思う

昨日おとといと、茂木センセイの「最強英語脳を作る」を読んだ。ちなみに紙の本を買ったが、本当は電子書籍で売って欲しかった。Kindle Unlimitedで読みたいというわけではなく、届くまでの時間が勿体無い。

茂木センセイはtwitter上でTOEICを完全否定しているし、なんだか突飛な英語習得法を提唱しているので、どんなひどい話が書いてあるのか?と思ったが、割と腑に落ちる内容だった。要するに英語を使いこなすには大量の良質の英語のインプットが必要で、それがある程度蓄積しないと英語を使いこなすのは難しい。そして日本人はインプットも全然足りない、という話がこの本のクライマックスだろうと思った。それについてはセンセイの意見に完全に同意する。

それと、茂木センセイはTOEICを否定しているが、いわゆる「TOEIC勉強法」つまりTOEICの問題を解くことで英語のスキルを上げようという行為を否定しているように感じる。ただそれだけでない。英語力を測る物差しとしてのTOEICも別の理由で否定しているのかなあ、と。だが、センセイが理想とするような英語の世界がいきなり日本人の間に広がるとも思えず、今は過渡期でこの先本当に英語力を必要とする企業・団体・個人は少しづつ変わっていくのだと思うが。

それと一応突っ込みを入れておくが、世界の中で英語というものが多様化している、という論を展開しているのに、一方でTOEICなどの日本的英語世界を否定するのは大いなる矛盾だと思うのだが、自分の読解力の問題でいまいち読み取れていないのかもしれないのでこれは保留としておく。

Amazonレビューで悪い評価が支持されていたので、あえて読んでみたが、そんなに悪い本でもないと思う。「こういう意見もあるよね」と一応受容するのが英語的マインドセットだろうと思う。そうすれば日本のネットのギスギスした雰囲気も和らぐのではと、そして「日本のインターネット」というのは英語的マインドセットではおかしいとも感じる。蛇足。

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